雑草から酵素がとれる!酵素ジュースも作れる!ちょっと飲む気にはなれんけど。。。

食べられる野草

庭に生える雑草に頭を悩ませ、草取りが大変と思われる人は多くおられると思います。私もそうです。適度に生える分には構わないのですが、たくさん生え見栄えや敷地からはみ出ており、お隣さんのことを考えると...
春に草を刈り、夏にも草を刈り、秋にも草を刈り、冬は落ち葉を掃除してと、まぁ庭いじりが好きなので特に苦痛は感じませんが...


そんな雑草から「酵素」というものが作り出すことができます。それも結構簡単に出来ますので記載しておきます。

そもそも酵素とは

ネットで「酵素」と検索してみるとサプリメントやドロッとした粘液状のものなどがあり飲みやすく、錠剤やパウチになって飲みやすいようになってます。
酵素は、人間や動物だけでなくあらゆる生物がもっており、タンパク質(アミノ酸)からできています。
そもそも名前だけは知っていましたが、酵素って何なのか詳しく私もよくわかっていませんでした。
簡単に言うと体内で食べ物が吸収や排泄など代謝等されるとき物質を変化させます。その変化する時に欠かせない触媒が酵素と言われてます。

 

 

内部酵素と外部酵素

酵素には、2つあり体内で作られる「内部酵素」と食物等から取り入る「外部酵素」があります。
内部酵素には食物を消化分解、吸収する「消化酵素」と新陳代謝や免疫維持、毒素排出をする「代謝酵素」があります。

外部酵素は、食物に含有されている酵素のことです。食物の消化を助け、消化酵素の分泌を軽減します。
消化酵素の分泌を軽減し、代謝酵素にその分を使うことができるため、新陳代謝や免疫維持、毒素排出の効果が高くなります。またダイエットにも効果もあるそうです。

酵素がないと生命を維持することができなくなり、不足してくると新陳代謝の機能や免疫機能が低くなり、病気のリスクが高くなったり、老化現象であるシミやしわ、白髪を早めたりするそうです。

酵素って車でいうところのエンジンオイルみたいなものでしょうか。

 

雑草からつくれる酵素

その酵素ですが雑草から「外部酵素」を作ることができます。
外部酵素は、食物酵素ともよばれ食物に含まれていますのでそれを体内に摂取すれば効果がありそうですね。

素人でも簡単に作ることができるのが「酵素ジュース」だそうです。

作り方を見てみると結構簡単で、例えばアトピー皮膚炎に効果があるドクダミで酵素を作る場合は、新芽(若葉の部分)を採ってきて
しっかり水洗いし、適当な大きさに切り果実酒などを漬ける瓶に上白糖か甜菜糖をドクダミと同量か1.1倍程度で漬けます。
醗酵するため瓶は余分なガスを排泄できる空気孔があるものが良いようです。瓶の底に糖を敷きドクダミをのせ上から糖をかぶせます。
この時、酵素の元(酵素飲料)を使う人もいますし、過発酵を防ぐために珊瑚(サンゴ)を少し入れる人もいます。
温度管理に気を配り暗所若しくは冷蔵庫などで1~2週間程度醗酵させるのですが、その間に1日おきにかき混ぜます。

素手でかき混ぜると手についた常在菌が混入してしまいますので使い捨てのナイロン手袋など対策が必要なようです。
シロップ状になったら出来上がりで、ザルで漉し、更に目の細かいガーゼやネット等で漉し完成です。

ドクダミのほかにもヨモギやスギナ、セリ、ハルジオン、タンポポ、ナズナ、等でも作れます。

 

さいごに

水、湯、炭酸等で割る飲み方、料理に使ったりといろいろアレンジできそうですね。作り方を見ていて、祖母が作っていた梅酒を思い出します。

なお、発酵は続いているので、暫くするとアルコール発酵し、最後には酢になってしまいます。

それと、作る際には衛生管理(常在菌)と温度管理(発酵度合)には十分気を付けてください。
おなかを壊してもいけませんし、せっかく作ったのに不味いのも悲しいですから。。。。

雑草と呼ばれる植物ですがまだまだ、知らない可能性を秘めていると感じます。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました