トイレに観葉植物を置くことは、気分をリフレッシュさせたり、空間を美しく魅せたりするための簡単な方法です。
観葉植物は空気酸素を増やし、同時に二酸化炭素を吸収します。空気有害物質を吸収する作用もあるため、室内の空気の浄化に役立ちます。
また、観葉植物は湿度も調整します。 トイレは湿度が高かったり、比較的乾燥した環境であることがありますが、観葉植物は適度な湿度を保ち快適さを高める役割ができます。
この記事では、トイレに観葉植物を置くことのメリットやおすすめの観葉植物を紹介しています。ぜひ購入してトイレを快適・清潔感のある落ち着く空間にして生活の質を高める一助にしてください。
トイレに観葉植物を置くとこんなメリットが!
空気をきれいにしてくれる
観葉植物は、空気中の二酸化炭素を吸収し、新鮮な酸素を放出することで室内の空気をクリーンに保つことができます。
トイレに植物を置くことで、湿気の多い狭い空間でも快適な通気性が維持されます。
水蒸気を吸収する
トイレでは、どうしても水蒸気が発生しやすい空間です。
観葉植物は湿度調整に役立ち、水蒸気の吸収や蒸散作用によって湿度バランスを保つこともできます。 これにより、トイレ内のムシやカビの発生を予防することもできます。
リラックス効果
観葉植物はリラックス効果があります。
目に入る緑色は目に優しく、心地良い雰囲気を醸し出します。便座上から見えるように飾るなど、飾り方次第で色々な雰囲気を作り出すことができます。
清潔感アップ
トイレ内は衛生的でなければなりません。
観葉植物は二酸化炭素や空気中の有害物質を吸収する作用があり、設置ことで悪臭や湿度などの不快な問題を緩和することができ、さらに清潔感のある空間に生まれ変わります。
トイレが観葉植物で快適・爽やか空間になり、心安らぐ時間に!
飽きのこないグリーンインテリアがあなたに癒しと健康をもたすだけでなく、日常に新たな味わいを加え、心安らぐ質の高い時間ををもたらすでしょう。
お気に入りの植物であれば育てる楽しさとともに、空間をモダンに彩り、少しの時間ですが快適かつ爽やかな時間を過ごせます。
トイレに置く観葉植物を選ぶ時のポイントは?
低光環境に適応している植物や湿度と乾燥そして気温の変化に強い植物を選ぶことを推奨します。
例えば、サンセベリアやポトス、フィカスなどは、比較的環境に順応しやすく、生命力も強い、そして手入れも簡単です。
トイレでも育ってくれる観葉植物は?
トイレ内は湿度や温度も変わりやすいため、適切な植物選びが必要です。トイレにおすすめの観葉植物をご紹介します。
オリヅルラン
手入れが比較的簡単で、葉が美しく、緑色の葉がトイレの空間を明るくします。
成長が遅いため、トイレのスペースが限られている場合でも、大きくなりにくいのが特徴です。
育成条件次第で美しい花をつけることも。湿度に強く、トイレなどの環境に最適であるため、特におすすめです。
パキラ
パキラ(幸福の木)は中国原産で、幸福を招くという言い伝えがあります。
この可愛らしい観葉植物は、日当たりと湿度が高めであれば簡単に育てることが可能です。
剪定が簡単な上に美しい形を保てるため、室内装飾にも最適です。
サンスベリア
サンスベリアは非常に丈夫な多肉植物であり、空気中の汚染物質を取り除くことができます。
室内における汚染防止効果が高く、薬剤や野菜の残留物など空気中に漂う化学物質を取り除くこともできます。
また、水をあまり必要としないため、忙しい人にも最適です。
スパティフィラム
スパティフィラムは観賞用として最適な植物であり、一年中美しい葉を維持することができます。
この植物は酸性の土壌を好むため、酸性質の肥料を与えることが必要です。室
内での栽培に適しており、空気中の汚染物質を除去する効果もあるため快適な室内環境を作る上でもオススメです。
フィカス・エラスティカ
フィカス・エラスティカはゴムノキ科原産の樹木であり、多くの種類が存在します。
そのうちの1つである「ロバの尾」という品種は丈夫な根元に対して伸びる葉が魅力的で、室内・屋外どちらでも育てることができます。
また、CO2やホルムアルデヒドなどの有害物質を吸収する能力に優れています。
ガジュマル
独特な形状の幹を持つガジュマル。葉っぱはベーシックな楕円形状、ツヤやかで深い緑色をしています。茎から成長する根は、神秘的な形をしています。
自然界では20mを超えるものもありますが、市販されている観葉植物は、卓上から鉢植えサイズまでの幅広いラインアップがあります。適切な置き場所に応じて、サイズを選定することができます。
沖縄地方においては、精霊「キジムナー」を宿すと言い伝えられています。
光が差し込むトイレにおすすめ観葉植物はコレ!
モンステラ
リビングやベッドルーム、キッチン、オフィスなどの室内装飾としても広く愛用されている植物の1つです。
葉が大きく育つ特性から、トイレに置く場合は比較的広めのトイレの方がスッキリ収まります。
耐陰性にも優れているため、十分な日当たりが得られないトイレでも十分に育つことができます。
葉に付いたホコリをこまめに拭き取り、たまに日光に当てることで、美しい葉色と姿を保つでしょう。
風水的に観ると、モンステラには気の流れを整える効果があるとされ、悪い気が溜まりやすいトイレに置くことで、浄化効果が期待できます。
光が届きにくいトイレにおすすめ観葉植物はコレ!
アイビー(ヘデラ)
手間がかからず耐久性があり、人気が高い植物です。寒さや耐陰性もあり、年中キレイな緑の葉を見せてくれます。
しかし、長時間にわたる日照不足は、蔓が徒長したり葉の形態や斑入りの色が失われてしまいます。
可能であれば窓のあるトイレの中に置くことをお勧めします。ツタが成長しますので、トイレの棚から吊るしたりすると、よりお洒落な印象を与えます。また、家の北側に置くと運気がアップすると言われています。
世話が不要な、CT触媒のフェイクグリーン!
フェイクグリーン(人工植物)は、本物の植物と比べ、環境に関する心配がなく、水やりなどの手入れが必要なく光の差さない環境下でも気軽に設置可能です。
消臭効果の高い光触媒やCT触媒が塗布されたものであれば、トイレの不快な臭いを効果的に取り除いてくれます。
ただし、フェイクグリーンは本物の植物ではなく成長を楽しむことができません。
風水効果を期待したい、マイナスイオンや加湿・除湿などの効果を求めるのであれば、生きている観葉植物をおすすめします。
トイレの観葉植物、育てる時のポイントは?
観葉植物の健全な成長のためには、定期的な水やりや肥料の与え方、枯れた葉の剪定などが必要です。また、トイレ内の明るさや湿度の状況に応じて適切なお手入れを行うことで、観葉植物は健康的に成長し、効果的な空気浄化や除湿など水分調整を行うことができます。
トイレの観葉植物、風水効果も期待できる?
トイレに観葉植物を置くのは、最近人気の風水アレンジの一つで、邪気が払われ運気がアップするとされています。風水的な効果を高めつつ、快適でリラックスした空間を作り上げることができます。
実際トイレ内の空気を浄化し、周囲のマイナスイオン濃度を高めることができます。また、観葉植物は環境やエネルギーの流れを良くする力があるため、家庭内の風水を整えるためにも役立ちます。
さらに、トイレに置かれた観葉植物は、目も楽しめます。緑のインテリアが、リラックスした心地良い空間として心を和ませます。
気を付けたいのは、凝った飾り付けや眩い装飾が多すぎると乱雑な印象を与え風水的にも効果が十分発揮できないことになりかねません。
また、定期的に手入れを欠かさず行い、水分や日光の管理を行うことによって、観葉植物の持つ効果を最大限に引き出すことができます。
トイレに観葉植物を置く場合は、適切な植物選びや手入れが必要なため、注意して行うようにしましょう。
トイレの観葉植物が弱ってきた時の対処法
トイレ内は日当たりが悪く、湿度が高く温度も変わりやすいため、適切な植物選びが必要です。
環境に順応する能力によっては、トイレのような日当たりや風通しが悪い場所でも大きく育つものもあれば、適期的に日光に当てる必要がある植物もいます。
乾燥を好む植物、湿度を好む植物様々いますので、もし植物が弱ってきたら本来の育成環境に戻してみるのも良いかもしれません。
トイレに観葉植物のまとめ
トイレに観葉植物を置くメリットはたくさんあります。
一日の中で家の中でも滞在する時間は一番少なく狭い場所ですが、雰囲気が一気に変わり、訪れた人の家に対する印象も変わります。
飾り方次第でトイレ内が明るく美しい空間に生まれ変わることも可能なので、是非あなたのトイレ生活が楽しくなり、排尿や排便の質が向上するように観葉植物を取り入れてみてください!
兼業農家の跡取り息子。植物が好き、花が好き、ガンダムも好き。
農業繁忙期には更新がちょくちょく遅れるよ。