【ボトルツリー】ワインボトルに見える木の育て方と日頃の管理

観葉植物

ボトルツリーは、大きくなると木の根元がワインボトルのように見えることからそういわれています。

本名はブラキキトンルペストリスという名前です。

成長が早く、現地のオーストラリアでは高さ20 M 以上になるそうです。

根本の太い幹から上に向かうほど細い幹になり、繊細で美しい葉が特徴的です。

 

ボトルツリーは少し管理に注意が必要

 

まだ樹齢が若いうちは、根元が細いですが年を重ねるごとに株元がだんだん膨れてきてにボトル感が増していきます。

寒さに注意が必要で水やりの方法など少し気を付けないといけない点がありますが育てやすい初心者向けの植物だと思います。

 

少し変わったシルエットが人気で、リビングなどに置く人が多いようです。

 

国内で流通しているボトルツリーの種類

この木は童話の星の王子さまに出てくるバオバブの仲間で、 原産はオーストラリアになります。

ボトルツリーという名前で国内で流通しているのが、葉が細く白とピンクの花を咲かせ根元が肥大するクイーンズランド・ボトルツリーと、葉の広く赤い花を咲かせ根元が肥大しないゴウシュウアオギリの2種類かと思います。

クイーンズランド・ボトルツリーは別名で「ツボノキ」、ゴウシュウアオギリは別名で「カエンジュ」と呼ばれているようです。

 

苗を購入する際はクイーンズランド・ボトルツリー、ゴウシュウアオギリともにある程度大きく(20~30cm以上)育ったものを購入すれば、ご家庭でも育てやすいと思います。

 ゴウシュウアオギリは流通が少く価格も高めです。

 

ボトルツリー 育て方、管理

クイーンズランドボトルツリー、ゴウシュウアオギリ共に同じです。

 

置き場

室内の日当たりのよい所で、直射日光を当てずに育てます。(とくに真夏の強い日差しには当てないようにします。)

窓際レースのカーテン越しなどの風通の良い場所が良いです。

 

 

温度管理

13度を下回ってきたら室内へ入れ、冬は室内の日当たりのよい所で、最低温度5度以上で育てます。冬は室内での管理が必要です。

 

 

水やり

春から秋にかけて土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。

秋頃から水やりの間隔を3日おきくらいにして乾燥気味に育てます。

冬は土が完全に乾いてから与えるようにし、時々霧吹き等で葉の表面の乾燥させないようにします。

元々乾燥した台地で自生している植物なので、気温が低くなり育成が鈍くなる冬場はあまり水分を必要としません。水をやりすぎると根腐れしますので注意が必要です。

 

土作りと肥料

水はけのよい土を好みます。高温処理済の観葉植物用の土だけでも構いませんが、パーライト等を少し混ぜてやっても良いです。

自分で土から作る場合は、赤玉小粒土6、腐葉土3、パーライト1の割合で作ります。

春から秋にかけて2~3か月に一度、元肥として緩効肥料を使用すると良いようです。

 

植え替え

鉢が根詰まり気味なら2年に一度の間隔で、植え替えを5~6月に行うと良いです。

 

 

ボトルツリーの花

クイーンズランドボトルツリーの花とゴウシュウアオギリの花です。

白とピンクの花がクイーンズランド・ボトルツリーで赤い花がゴウシュウアオギリです。 どちらもきれいですが少しちがいますね。

 

 

さいごに

 

元々温暖で乾燥した所に生息している植物なので、気温が5度を下回ると枯れてしまうことがあります。冬は暖房等の風が当たらないリビングなどで管理する必要があります。

 

冬に葉を落とすことがありますがちゃんと管理していれば、春になり暖かくなると新芽が出てきますので心配ありません。

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