初心者でも簡単に育てられるティーツリー(メラレウカ)、種類、育て方、由来成分とともに紹介。

投稿日:2019年9月29日 更新日:

 

美容や怪我、メンタルにも効果があるティーツリー。

その葉からは精油(エッセンシャルオイル)が採れるものもあり、繊細な葉と白やピンクの可憐な花が咲きガーデニングや室内のインテリアとしても人気がある植物です。

ティーツリー虫が付きにくく、お手入れが簡単で初心者向きの植物です。

ここではティーツリーの由来や種類と育て方注意点などについてご紹介します。

 

ティーツリーとは

ティーツリーは、別名メラウレカとも呼ばれ亜熱帯地域に生息するオーストラリア原産植物です。ティーツリーと呼ばているフトモモ科植物は、メラレウカ属、レプトスペルマム属、カリステモン属など百数十種類以上あると言われています。

オーストラリアの先住民族のアボリジニの民間療法(伝統療法)でこの葉を使い何世紀もの間、薬用に使用されてきました。

この木の葉や茎からとれるティーツリーオイルは、殺菌・抗菌・抗カビ・抗炎症・抗炎症効果を持つことで知られています。

原液は刺激が強く、皮膚がヒリヒリしたり皮膚炎を起こすのでお湯やキャリアオイルで希釈してニキビや水虫、汗疹等の皮膚疾患によく利用されています。虫刺され、火傷や日焼けといったの炎症を和らげたりもします。

ティーツリーオイルには「テルピネン4オール」という殺菌作用や抗菌作用が強い成分が含まれています。 「テルピネン-4-オール」は、ヘルペスウイルス、マイコプラズマに効果があるとも言われています。

ティーツリーオイルの使い方

乾燥した季節に

乾燥しやすい季節には、他の季節に比べて風邪、インフルエンザなど様々な菌が部屋の中を漂います。

空気が低温乾燥の環境になるため飛散量が増加するためです。

外は寒いのに、窓をたびたび開けて空気の入れかえをするのはおっくうですね。

そこで、ティーツリーオイルを無水エタノールや水(精製水)などに数滴混ぜてアロマディフューザーで加湿をすれば、部屋の中の菌の繁殖を抑えることができます。

スプレーなどにいれて使用もできますが、水(精製水)をキャリアにするとオイルが分離します。使用する前にはしっかり振って撹拌してから使用してください。

無水エタノールであれば、混ぜるとオイルは溶解します。

オイルとキャリア(エタノール・精製水)の割合は、オイル1に対してキャリアが10ぐらい(1:10)です。

天然成分のティーツリーの香りで、リラックス効果もありますので部屋に閉じこもりがちな季節には、打って付けかもしれませんね。

ペットの虫よけにも

また、犬や猫といったペットにつくノミやダニ、蚊にもティーツリーオイルは活躍します。

水やお湯に薄めつけてあげるか、体を拭いたりするとしばらくの間、効果があります。

ティーツリー名前の由来

イギリスの探検家キャプテン・クックとともに1770 年オーストラリアに辿り着いたイギリスの植物研究家で探検家のジョセフ・バンクスが、この木の葉をお茶代わりとして飲んだことから、「ティーツリー」と呼ばれるようになったと言われています。

実際に葉を乾燥させて飲んだ方の感想ですが、すごく不味いハーブティーとのこと。紅茶とは似ても似つかない味だそうです。

ティーツリー 種類

 

レボリューションゴールド

メラレウカ・ブラクテアタ レボリューションゴールド(Melaleuca bracteata Revolution Gold)

冬は黄金の葉がより鮮やかになり、とても美しく人気の品種です。

6~7月頃に羽毛状の白い花が咲きます。

冬の寒さに弱い為、冬場や寒冷地では寒さ対策が必要です。

 

 

スノーインサマー

メラレウカ・リナリイフォリア スノーインサマー(Melaleuca linariifolia Snow in Summer)

アルテルニフォリアと良く似ていますが、6~7にかけて羽毛状の白い花が咲きます。

寒暖の温度差に強く手入れが簡単なので初心者におすすめですが、苗木の時期には寒さに注意が必要です。

 

レッドジェム

 

メラレウカ・ブラクテアタ レッドジェム(Melaleuca bracteata Red Gem)

羽毛状の小さな白い花を6~7月に咲かせます。

葉の先が赤色になるのが特徴で、寒くなると赤みが増します。

暑さの心配はありませんが、冬の寒さに弱い為、冬場や寒冷地では寒さ対策が必要です。

 

アルテルニフォリア

メラレウカ アルテルニフォリア(Melaleuca alternifolia )

メディカルティーツリーとも呼ばれ精油エッセンシャルオイルが採取できることで知られています。

非常に丈夫で育てやすく、初心者向きです。葉に芳香成分がり、柑橘系の爽やかな香りがします。

繊細かつ細長く、涼しげなシルエットで初夏になるとスノーインサマーに似た純白に羽毛状の花が咲きます。

 

ブラックティーツリー

 

メラレウカ ブラックティーツリー(Melaleuca bracteata)

アルテルニフォリアに似て育てやすく、冬場の気温が低くなると葉がブロンズ色に変色します。

成長が早く、非常に丈夫で育てやすいので初心者向きです。

アルテルニフォリアと同じように葉から爽やかな香りがします。

 

タイムハニーマータル

メラレウカ タイムハニーマータル(Melaleuca thymifolia)

他のメラレウカ種に比べ樹高が低く、成長が遅めです。6月~12月頃まで藤色の花を何度も咲かせます。

寒暖の温度差に強く、手入れが簡単なので初心者におすすめです。

 

ティーツリー の育て方

日あたりが良く風通しのよい場所、水はけのよい土壌を好みます。

土は市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土・腐葉土・軽石(パーライト)を6:3:1の割合で混ぜると水はけがよい土になります。

苗の植え付けは3~6月の間に、鉢植えする場合は苗よりも2回り程大きな鉢でそだてましょう。

 

暑さに強い反面、寒さに弱い部分もありますので株元の地面をビニールやポリフィルムシート、藁やバークチップなどでマルチングをするなどの防寒をしてやれば戸外で冬越しできる種類もあります。

葉が傷まないように冬場あまり風が当たらない場所を選んで植えます。

冬場霜や雪などが多い地域では鉢植えし、冬は室内に取り込みましょう。

水やりは鉢植え、露地植えとも土が乾いたらたっぷりと水やりをしてください。

完全に水切れさせると葉が落ちます。土が乾燥してしまわないよう定期的にチェックしましょう。

肥料は新芽が伸びる時期春先から初夏の間に緩効性の化成肥料を3か月に1度のペースであげましょう。

 

最後に

今回ご紹介した品種以外にも、コットンキャンディー、レボリューショングリーン、オータムファイヤー、トーテムポールズ、センテッドペーパーバーク、グレーハニーマータル、ホワイトレース、ドラムシルバー、マウンテンファイアーなど多くの種類があります。

メラレウカ属はオーストラリア原種ということもあり日光と水を非常に好みます。 鉢植えや庭に植えた直後などは特に十分に水をやる必要があります。

初心者の方でも簡単に育てられますし、程よい芳香成分で気分もリフレッシュできます。

ガーデニングのシンボルツリーとして、室内のインテリアとしていかがでしょうか?

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爆散社畜

四国に住む兼業農家の跡取り息子です。

幼少期から嫌々家業(農業)の手伝いをさせらて、知らぬ間に野菜や穀物、花卉などの育て方を叩き込まれました。

40代になり改めて植物の美しさやすばらしさ、力強さを認識しています。

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