【空き家】雑草・放棄・老朽化について「田舎の実家が凄いことになる前に!」

少子高齢化・過疎化で地方での空き家は多く、今後も増加傾向にあります。

「草木が荒れ放題」「景観の悪化」「害虫・害獣」「ゴミの不法投棄や悪臭」「倒壊の危険性」「不法侵入」「不審火」など空き家は地域に悪影響を与える存在です。

 

使われなくなってもしばらくは現状をとどめていますが、主を無くし手入れがされない家は年を追うごとにつれて、本来の寿命より劣化が激しく無残な姿になっていきます。

 

田舎ではよく見る風景です。

 

でも、日頃から近隣住人に危険や不快な思いをさせないよう、空き家の管理者は管理を行う必要があります。

 

損害をもたらすと、数千万円から数億円と損害賠償額が非常に高額になることもあるり、所有者がその賠償責任を負わされることになります。

 

心当たりのある方は、この記事を参考にして直ぐにでも対策を取っていただけると幸いです。

 

1.空き家の現状を把握してますか?

あなたが所有している実家などの空き家(建物や土地)は、今どのような状態ですか?

ずいぶんご無沙汰していて、今どんな状態かよくわからないという方は、田舎の知り合いや友人に頼んで確認してもらいましょう。

頼める人がいないという場合は「空き家の管理サービス」などに相談してみましょう。

 

住む人がいなくなり、誰も世話をしなくなった家や構築物は当然ですが、徐々に劣化でボロボロになっていきます。

 

家や構築物の劣化の他にも、手入れされない雑草や誰が捨てたのか分からないゴミ処分の問題、違法駐車、野良猫や害虫等の問題、家や構築物を破壊されるといった事まで起こりえます。

 

近所の人は、

  • 家屋敷を継いだであろう土地建物の所有者である息子さんや娘さんは実家の現状を知っているのか?
  • 家や構築物が倒壊しないよう対策をしたり、雑草刈りや不法投棄されたゴミは処分してもらえるのか?
  • 空き家が原因で、近所にすむ住人が不利益を被ることはないのか?
  • 近くに空き家を管理できる親類は住んでいないのか?

 

誰も訪れないあなたが所有している空き家の近所では、色々な憶測が飛び交い憤りや不満、大迷惑しているかもしれません。

2.空き家のよくあるトラブル

誰も住んでいない家や誰も使わなくなった土地では、以下のようなトラブルが頻発しています。

 

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放火・放火の疑い・自然発火

所有者の管理が十分に行き届かず、いつも誰もいない空き家は不審者にとっては良いかくれ場所になったり、たまり場になることもあるようです。

 

扉や窓が壊されて侵入されタバコの火の不始末や放火されるケースが多く、空き家だけでなく近隣へ燃え移った場合、空き家の所有者が責任を問われることもあります。

施錠やシャッター等をしっかり行い何らかの対策が必要です。

 

また、警報装置など設置する場合は老朽化で電線やブレーカーがショートして火事にならないよう定期的にメンテナンスする必要があります。

 

 

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老朽化による倒壊の危険性

建物や塀などが古くなり手入れを怠ると、ちょっとした雨風や地震で部分損壊、全倒壊する危険性あります。

万が一、誰か人が下敷きになったり器物を損害してしまうと損害賠償額が数千万や数億という金額になってしまいます。

そうなる前に取り壊しなどしておくことをお勧めします。

 

 

雑草など草木のトラブル

毎年、5月頃から雑草が伸び始め初夏の頃には背丈ほどに成長している空き家を見たことがないでしょうか?

雑草の種が、飛んでくるし根が敷地を超えて入って来るので本当に迷惑します。雑草がアレルギーを引き起こすようであればなお更です。

雑草はそのままにしておくと、虫や害獣などの住処にもなりますので定期的に処分しましょう。

また、庭木がある場合は成長した枝や枯れ葉で隣近所に迷惑を掛けていることがあります。

 

 

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害虫や害獣による被害

空き家の隙間や壊れたところから猫やタヌキ、野犬などが入り込むことがあります。野犬などが住み着くと糞尿などで建物が汚染され衛生的にも良くありませんし、近隣の子供や住人が噛まれてケガをしたりします。

また、すずめ蜂やヘビなどは近隣の方々の生活を脅かす存在となりますので対策を講じる必要があります。

 

 

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不審者の不法侵入や窃盗

空き家のはずなのに物音が聞こえてきたり、夜薄暗く部屋が光っていた。なんてことがあったら近隣の方は驚くでしょうね。

いかにも空き家で近隣の住宅から少し距離があり、通行する人の目に届きづらい空き家は、不法侵入者が住み着いたり、近所の不良が溜まり場にしていたりという事がよくあります。

定期的に戸や窓が壊されていないか、侵入されている形跡はないか確認することが、大切です。

 

 

3.空き家を放置したままだと「特定空き家」として罰金が!

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使わない状態が続くとどんどん傷んでいってしまう空き家。

適正に管理されていない空き家は、周辺住民の生活を脅かしかねない状態で生活環境に深刻な影響を与えていることがあります。

こうした問題が、年々増加していく恐れがあり平成27年に「空き家対策特別措置法」を施行しました。

空き家を持っているが、どう対応するのがいいのか分からない場合、対応する時間がない等で適切な対応できない場合、「特定空き家」として指定されます。

指定されると、所有差に助言・指導・勧告・命令ができ、罰金や行政代執行を行うことがこの法で定められています。

 

「特定空き家」ってどういう状態?

  • 倒壊等の危険があり、安全を担保できない可能性のある状態
  • 衛生管理の面から近隣に有害になる恐れのある状態
  • 適切に管理が行われておらずそれが原因により著しく景観を損なっている状態
  • 周辺の生活環境の保全のため、放置することができない状態

命令が出ても従わない場合には、50万円以下の罰金が課されたり、最終的に行政が空き家の解体等を行い、その費用は所有者に請求されます。

固定資産税の軽減制度を利用している場合、それがなくなりますので固定資産税が6倍になります。

 

4.空き家対策、維持or解体か?

どうするのが良いのか分からない空き家。維持していくにしても解体するにしても費用はそれなりにかかります。

住まない家を「維持」していてもお金がかかる

固定資産税や都市計画税がかかります。水道代や電気料、汚水処理なども費用が掛かりますし、もし火災保険や地震保険など加入していれば別途費用が掛かります。

定期的な修理やメンテナンスなど、業者に依頼した際の費用もバカになりません。ある程度は自分の手で行うと費用が抑えられます。

 

固定資産税は住宅用地特例という固定資産税の軽減制度を利用し、敷地面積20平方メートルまでの部分について評価額を6分の1、超える部分は3分の1として税金を計算します。

住まない家を「解体」するには費用がかかる

空き家を所有していても、住まないし倒壊するかもしれないので、「解体して更地にしてしまえば売れるかもしれない。」と考える方も多いと思います。

解体のおおまかな費用は、構造体や大きさ、作業の方法により異なりますが、木造だと坪3万円以上、鉄骨造・鉄筋コンクリートなら坪6万以上はするようです

 

建物を解体して「更地」にすることで建物に対する固定資産税がなくなります。

ただし、建物がなくなると住宅用地特例の土地にかかる税金の「特例率」も消滅しますので、固定資産税が増えてしまうことがあります。

5.使わない空き家は売ってしまう

思い出の多い家ですが、将来の事を考えると売却するのが一番いいという人も多いと思います。

田舎暮らしにあこがれて、古民家などを求めている人が一定数います。

そういった方に大切に活用してもらう方が家にとっても良いのかもしれません。

 

6.空き家を賃貸として活用する

空き家を長持ちさせるには、実際に人に住んでもらう事です。

空き家バンク等に登録して人に貸して活用してもらうことで、思い入れのある建物の寿命は延びますし解体するまでの時間は、ずいぶん先延ばし出来るでしょう。

賃貸契約をすることで収入もあり管理の手間が少なくなる一方、什器設備などの老朽化により交換の費用がかかるなど貸主としての責任も発生することがあります。

 

7.実家に永住する

定年などをきっかけに懐かしい実家に戻ってくる人もいらっしゃいます。

しかし、何十年も住み慣れた都会から昔住んだことがある実家、比べてはいけませんが住み辛さを身に染みて感じる方が多いようです。

また、実家に馴染みがない奥さんや家族の理解を得て一緒に定住するのは、難しいことが多いようです。

 

 

8.空き家対策まとめ

 

空き家は人口や世帯数の減少、少子高齢化社会が進むにつれて増加傾向にあります。

地方での雇用は著しく少なく、いずれは田舎を出て都会に就職するという流れはここ何十年と変わっていません。

実家にいる両親や祖父母からいずれは、相続という形で実家の家や土地を引き継いだりするわけですが、既に都会に生活の拠点がある場合は2重に税金や維持費などもかさばります。

使わないのであれば、持っているだけでどんどん価値が下がりもったいないです。

出来るだけ早く解体して売却、もしくは古民家として必要な人に売却・空き家を賃貸として貸し出す等、早めの対策をして無駄な出費を減らしましょう。

 

 

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プロフ

 

爆散社畜

四国に住む兼業農家の跡取り息子です。

幼少期から嫌々家業(農業)の手伝いをさせらて、知らぬ間に野菜や穀物、花卉などの育て方を叩き込まれました。

40代になり改めて植物の美しさやすばらしさ、力強さを認識しています。