コケ(苔)のおすすめ除去方法、効果的で簡単な予防方法とお掃除方法。

投稿日:2022年10月9日 更新日:

家の外壁や塀に知らない間に発生してしまったコケ、ありませんか?

増えてくると見た目も悪くなりますし、そのままにしておくと外壁や壁の傷みが早まり、ミミズやナメクジが増えたります。

他の植物と比べると成長は遅いのですが、生育条件が揃うと成長が加速し知らぬ間に厚い層を形成する地味ですが、なかなか成長力がある植物です。

栄養や水分を運ぶ「維管束(いかんそく)」や根を持たず胞子で繁殖し、通常の植物と違って茶色く枯れたような状態になっても条件が揃うとすぐに新しい芽を出して復活します。

大気汚染や水質汚染などの公害や酸性雨などの環境の指標として使われたり、暗くてジメジメしたところで繁殖するイメージも重なりイメージは良くありません。

 

そんなコケを簡単に取り除くお掃除方法や生えにくくする予防方法がありますので、キレイで快適な住空間を確保しましょう。

 

コケ(苔)のおすすめ除去方法 なぜ生えてくるのか?

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コケが生えやすい場所

水がある場所や湿気がこもりやすい場所、風通しが悪い場所、直射日光が当たらない時間が多い日陰などのある環境です。

 

コケをそのまま放っておくとどうなる?

放置するとどんどん繁殖し、ミミズやナメクジが増えたり濡れると滑りやすいコケもありケガをする可能性もあります。

また、アルカリ性の外壁などに酸性のコケが繁殖して根を張っていくと、もろく崩れやすくなります。

目地などのサイディング・コーキング部分は劣化が加速してすぐにボロボロになります。

そこから水や湿気は入り込み外壁内部を侵食したり、建物の躯体を侵食することもあります。

 

ですので、初期のうちに対応をすることで被害や出費を最小限に抑えることが出来ます。

 

 

コケ(苔)のおすすめ除去方法、効果的で簡単なお掃除方法

生活圏のあらゆる場所に生えるコケを簡単に取り除く方法をご紹介します。

コケが生えている範囲が小さいうちに自分で除去すれば、費用もあまり掛かりません。

広範囲になったり高所の作業が必要になる場合は、高圧洗浄機など専用業者に依頼し、器械を使用した方が安全で確実にコケを取り除くことが出来ます。

熱湯をかけると簡単にはがれますが、広範囲となると大量に必要となります。

 

壁や舗装、外壁コンクリートに生えたコケ

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モルタル壁やALC壁、リシン壁、サイディング素材のものであれば2~3年で生えてくることがあります。

見つけたらすぐに取り除くことをお勧めします。生え始めたらゆっくりですがどんどん広がりますので柔らかいスポンジやブラシで、スクレーパー(剥がしヘラ)ハンドホーなどを使う場合は壁に傷をつけないよう剥がしていきましょう。。

素材にもよりますが塗膜の表面を傷つけて、余計に被害を拡げてしまう恐れがありますので、亀の子タワシのような硬いブラシでゴシゴシこするのは避けましょう。

適度な硬さのブラシで適度な圧を加えながらこするか、コケを根こそぎ除去できる高圧洗浄機が用意できればベターです。

 

壁の塗り替えのタイミングで光触媒塗料を使用すれば、養分となる汚れが分解・除去され雨によって流れ落ちますのでカビやコケが生えにくくなります。

 

 

 

屋根瓦や屋根に生えたコケ

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高所作業になるため業者に依頼するか、自分でするのであればコケを根こそぎ除去できる高圧洗浄機で作業することをお勧めします。

非常に滑りやすい状態になるので、瓦や屋根の上を歩くときは滑って転落しないよう滑らない靴や安全具を付ける等して充分注意を払って作業してください。

苔の生え方は、瓦や屋根の素材やデザインによって違います。

高圧洗浄機でとれない場合は、濡れている間にとこびりついたコケを柄の長いブラシでこすってきれいにします。

雨どいの配管にコケの塊が詰まってしまう可能性があるので、ぼろ布などで栓をして詰まらないようにします。

自信のない方は業者に依頼することをお勧めします。

 

 

 

 

芝生に生えたコケ

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庭にはびこったコケは、レーキやハンドホーなどでバラバラにしてコケをかき集めます。(根がないので比較的簡単にバラバラになります。)

日陰になってしまう場所は土が湿り過ぎないよう水のやりすぎに注意ましょう。水のやりすぎはコケの発生を早めます。

密生した根茎をほぐし排水性や通気性が改善される“エアレーション(穴あけ)“ や “サッチング(表層の掃除)”を定期的に行うとコケの定着を防ぐことができます。

芝生からコケが見えなくなるまで取り除いたら、地衣類駆除剤や自作溶液をむらなく撒きます。

 

 

 

ガーデン家具・雑貨(木材・鉄・陶器・プラスチック)などのコケ

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スクレーパーなどで大まかに落とした後は、適度な硬さのブラシ又は柔らかいスポンジで適度な圧を加えながらコケをこすり落とし、細かい部分をきれいにします。

コケがなくなったら水で洗い落とし、地衣類駆除剤や自作溶液をむらなくスプレーしておくと何もしないよりはコケが付きにくくなります。

 

 

 

コケ(苔)のおすすめ 効果的で簡単な予防方法

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コケをはがした後は、薬剤など散布し予防をしておく方が何もせず放置するより格段に生えにくくなります。

 

高圧洗浄機の水圧で定期的に除去

少し値段は張りますが、コケを根こそぎ除去できる高圧洗浄機の水圧で胞子ごと洗い流してしまえばしばらくは生えてきませんし、洗車等使えて水道代を抑えることにもなります。

ただし高圧洗浄機のみだと、日陰や湿気の多い場所は、しばらくするとまた生えてくるので定期的に除去する必要がありますので地衣類駆除剤散布も併用することをお勧めします。

 

酢または漂白剤の自作溶液をスプレーする

酢または塩素系漂白剤と水を4:1の割合で混ぜたものをスプレーするとコケがすぐにはがれるものもあれば、遅くても2~3週間で枯れてしまいます。

レンガやコンクリート、敷石に生えたコケを除去するのに効果があり、表面に生えてくるのを防ぐ効果もありますので定期的にスプレーしてみてください。

他の植物を枯らさないよう気をつけてください。

建物の外壁やガーデン雑貨は、素材によっては変色させる可能性があります。

 

地衣類駆除剤を使用

コケを除去した後に市販の地衣類駆除剤を散布することで効果が期待できます。

歩道や建造物には塩化ベンザルコニウムを含む地衣類駆除剤を使用します。コケを枯らし壁や建造物には害を及ぼしません。コケが弱る乾燥した時期に散布すると効果が高まります。

芝生には影響がなく、逆に緑豊かで良好な成長の手助けをしてくれる硫酸鉄・硫酸銅・硫酸アンモニウムを含む地衣類駆除剤を使うとコケを弱らせ枯れさせます。

もちろん自然由来のものは、ゆっくりと効いていきますので薬剤と一緒にブラシなどで擦ってやると効果的です。

 

 

土壌には石灰を撒布

コケは酸性の土を好みよく育ちます。

芝生や庭の土壌に石灰を撒布して土を中性にすると苔が生えにくくなります。芝生などに散布する場合は“エアレーション(穴あけ)“後にするのが最も効果的です。

 

 

日陰でも育つ植物を植えてコケの発生を抑える

コケが発生しやすい場所に日陰でも育つ植物を植えることで、コケの発生を抑えます。

耐陰性のある以下のような植物がオススメです。

 

インパチェンス

Impatiens

初夏から秋まで咲く一年草です。建物に囲まれた暗い場所でも丈夫に育ち、花を咲かせてくれます。

 

アスチルベ

Astilbe

湿気に強く長雨でも元気に咲き続けます。日陰でもよく育ち耐寒性もあります。

 

アジサイ(ハイドランジア)

Hydrangea

世界で広く親しまれている日本産の落葉低木です。乾燥しないように気を付けさえすれば丈夫で育てやすい花木です

 

ヒューケラ

Heuchera

常緑性でほぼ一年中同じ姿を保ち、手がかかりません。葉色のバリエーションが豊富で日陰でもよく育ちます。

 

プルモナリア

Pulmonaria

耐寒性があり暗い日陰でも生育には支障はありません。高温や乾燥に弱く水はけが悪いと根腐れします。

 

ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)

Ophiopogon

日本各地に自生する常緑の多年草です。耐寒性、耐暑性共に強く暗い日陰でも育成します。一年中同じ姿を保ち、ほとんど手がかかりません。

 

ギボウシ(ホスタ)

Hosta

日本各地で見られる多年草です。耐寒性が強く日陰に適している植物のひとつですが、地面が乾燥する場所は苦手です。

 

フッキソウ

Pachysandra-terminalis

ほとんど手入れ不要で、日陰のグラウンドカバープランツとしてよく使われます。耐寒性、耐暑性共に強く、半日陰で湿気のある場所で良く育ちます。

 

アオキ

Aucuba japonica

初心者でも育てやすい日本原産の常緑性の植物です。耐寒性、耐陰性が強く比較的暗い場所でも問題なく育成します。

 

 

水はけや風通しを良くして日光が当たるように

コケを除去し薬剤を散布することも必要ですが、移動可能な障害物を除けて風通しや日あたりを良くしてやるだけでも十分効果があります。

コケは水がたまりやすく湿っている場所に発生するので、水が溜まったり濡れたままにならないようにする必要があります。

生い茂った低木を剪定したり、廃材などは処分してこまめに清掃をしてキレイな環境を整えましょう。

 

コケ(苔)のおすすめ除去方法 まとめ

 

盆栽やコケリウムなどでは趣を感じますが、家の庭の芝生や塀、外壁、コンクリート舗装などの望まない場所に生えるコケでは話が全く異なります。

鑑賞用とちがって、勝手に生えてくるコケは人の手が行き届いていないので清潔なものではありませんし、放置しておくとカビも一緒に生えてきます。

ちなみに苔は、蘚類(せんるい)、苔類(たいるい)、ツノゴケ類の3つに分けられ、総称して蘚苔類(せんたいるい)と呼ばれています。

生えてくる場所は決まって日陰の湿気の多いジメジメした場所だけに、直接触るのはちょっと汚くて億劫ですし、取り除いても予防をしないとすぐ生えてきてしまいます。

ツノゴケ類は、バクテリアをもっていたりしますし身近で生えている蘚類のハイゴケや苔類のゼニゴケは、動物の糞尿で成長していることもあります。

発生しやすい場所はこまめに清掃し、直接素手で触るのではなく手袋やナイフやブラシ・コケ取りクレーパーやハンドホーなどのお掃除用品を使い、初期の段階で除去することをお勧めします。

 

-ガーデニング

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プロフ

 

爆散社畜

四国に住む兼業農家の跡取り息子です。

幼少期から嫌々家業(農業)の手伝いをさせらて、知らぬ間に野菜や穀物、花卉などの育て方を叩き込まれました。

40代になり改めて植物の美しさやすばらしさ、力強さを認識しています。