【ハルジオン】と【ヒメジオン】見た目とは裏腹になかなか強靭な雑草

投稿日:2019年6月4日 更新日:

ハルジオンは4月~6月頃、ヒメジョオンは5月~8月にかけて咲く北米原産の多年生雑草です。

それぞれ明治大正時代に日本に持ち込まれ現在では全国に分布しています。

強靭な繁殖力を持っており1株に40,000個以上の種を作り、生育域が次第に拡大し、他の植物の成長を妨害することが想定されています。

 

ハルジオンとヒメジオン

双方ともキク科の維管束植物で、特徴すがハルジオンは茎の内部は空洞で高さ30~80cm程度に成長します。逆にヒメジオンは茎の内部は詰まっており、30㎝~150㎝程度成長します。

蕾にも違いがあってハルジオンの蕾は、垂れ下がりますがヒメジオンの蕾は、垂れ下がらず、やや上に向いています。

ちなみにハルジオンは「折ったり、摘んだりすると貧困になる」貧乏草と言われております。双方とも種子により繁殖し、根生葉(ロゼット)で越冬しますが、根茎の成長による繁殖力も強いのが特徴です。

 

ハルジオン、ヒメジオンは、日本の自然における生態系に影響があるとされていて、侵略的外来種ワースト100の中に含まれており、基本除草剤で駆除できますが中には除草剤に耐性がついてくるものもいるようです。

 アレロパシー作用(他の植物の生育を阻害する多感作用)も持っており、開花の時期に花粉を飛散し花粉症の原因にもなるようですのでアレルギーを持っている方は注意が必要です。

 

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 病の予防にハルジオンとヒメジオン

お茶として飲むと糖尿病予防むくみ予防として用いられています。

糖尿病の予防には、乾燥した花を粉末にして1回2グラム程度を服用すると効果があるそうです。

乾燥した花や葉を煮だし、1日10グラム程度を煎じてお茶のように飲用します。

また、北アメリカ地域では、利尿剤結石の除去にも用いられています。

 

食用としてハルジオンとヒメジオン

春菊のような味わいで、やわらかい若芽や花の部分を使います。(茎は固い

採取したものに、塩を入れた熱湯でかるく茹で、水につけてアク抜きをします。

おひたしやあえもの、いため物、佃煮などにすると結構おいしいそうですよ。

若い葉は、天ぷらにすると少し苦いですが香りもよくおいしいとのこと。

 

由来と花言葉など

ヒメジオンは漢字で「姫女苑」、ハルジオンは漢字で「春紫苑」と書きます。

姫が小さい、女苑は野草を意味し、春に咲く(紫苑)シオン、キク科の植物をそれぞれ意味しています。

ハルジオンには「追憶の愛」、ヒメジオンは「素朴で清楚」という花言葉がありますし、その可愛らしい姿から松任谷由実や 乃木坂46 などの曲名にも登場しています。

しかし、そんな可愛らしいイメージからは想像しがたいですが、除草剤にも耐える(耐性型)ものもおり、他の植物の生育を阻害するアレロパシー作用をもっています。

もし、庭などで見つかられた際には、見た目とは裏腹に強靭な繁殖力を持っていることを覚えておいてください。

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爆散社畜

四国に住む兼業農家の跡取り息子です。

幼少期から嫌々家業(農業)の手伝いをさせらて、知らぬ間に野菜や穀物、花卉などの育て方を叩き込まれました。

40代になり改めて植物の美しさやすばらしさ、力強さを認識しています。