国内のコスモス畑のまとめ　～近くの見ごたえのあるコスモス畑はココ！～

コスモスは一年草または多年草の植物で、魅力といえば、一斉に咲いた群生した花畑になると秋の景色とコラボして見事な光景になります。

秋の花として有名ですが、6月から開花するものもありますが、全国各地で晩夏頃から花が咲き始めます。

日本には江戸時代末期に伝わり、明治9年（1876）、芸術家ラグーザがイタリアから来日した際に種子を持参したのが最初だといわれています。

環境さえ整えば自生するので栽培が容易で丈夫なので、明治末期には各地で栽培されるようになりました。

もともと在来種は一重で、色も白・ピンク・赤の3色でしたが、品種改良により色、花房等多種多様な新品種が作られています。

コスモスの詳細

学名：Cosmos bipinnatus
科名：キク科
属名：コスモス属
原産地：メキシコ
和名：秋桜（アキザクラ）、大春車菊（オオハルシャギク）

cosmos「コスモス」と聞くと、宇宙という言葉が思い浮かぶ人もいるかもしれません。

花のコスモス、宇宙のコスモそして、化粧のコスメティックも語源となるギリシャ語の意味は同じで「秩序」「飾り」「美しい」だそうです。

そのほとんどがメキシコを中心に29種ほどあり、熱帯アメリカ地域に分布しています。

コスモスは、それまで「秋桜」でしたが、山口百恵が歌った歌謡曲の「秋桜」を「コスモス」と呼ばせて歌ったことで、全国的に「コスモス」と表記するようになったのだとか。。。

オオハルシャギク　

在来種、日常よく目にするコスモスの種類

センセーション、ピコティ、ベルサイユ、サイケ、シーシェル、イエローキャンバス、オレンジキャンバス、パイドパー

キバナコスモス　

花は黄色かオレンジ、暑さに強い
ディアボロ、サニー系、クレスト、ロード系、オレンジ、ドワーフイエロー

オオハルシャギクの前、８月ごろから咲きます。

チョコレートコスモス 　

花は黒赤紫色のチョコレート色。半耐寒性がある。
ノエルルージュ、ショコラ、アントロサンギネウス、ストロベリーチョコレート

開花時期は、毎年気候や日照時間、降水量などで変わってきます。

行ってみたものの、まだ開花していなかったり、すでに開花が終わっていたりするので下記より確認してみてください。

小さなものから広大なものまで、全国のコスモス畑を紹介しています。意外と近くにあるかもしれませんよ。

早いところでは、8月中頃から咲いていることもあるようです。

【北海道・東北地方】北海道・青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島

【関東地方】茨木・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川

【中部地方】山梨・静岡・長野・岐阜・愛知・新潟・富山・石川・福井

【近畿地方】三重・滋賀・京都・奈良・和歌山・大阪・兵庫

【中国地方】鳥取・島根・岡山・広島・山口

【四国地方】香川・愛媛・徳島・高知

【九州地方】福岡・大分・佐賀・熊本・宮崎・長崎・鹿児島・沖縄

昨今のコロナ騒動で、やむなくコスモス畑やイベントなどを中止することがありますので、ご確認ください。

ゴミを捨てたり、花を勝手に持ち去ったりなどのマナー違反は厳禁です。

あとから来る人が、気持ちよく鑑賞できるよう心がけましょう。

兼業農家の跡取り息子。植物が好き、花が好き、ガンダムも好き。
農業繁忙期には更新がちょくちょく遅れるよ。