グリーンカーテン(緑のカーテン)を作る1 メリット・デメリット

ガーデニング

夏が近くなりだんだんと気温が上がり日差しが強くなってきましたね。

最近、グリーンカーテンをされているご家庭をちょくちょく目にすることが増えてきました。

部屋に緑の葉越しに柔らかな光が差し込み、その美しい景観はちょっとした安らぎをもたらせてくれますし、外からの目隠しの役割も果たしてくれます。

 

グリーンカーテンのメリットとデメリット

 

グリーンカーテンは窓や壁に当たる夏の日差しをやわらげ結果、部屋の温度が下がりエアコンの設定温度や使用頻度を下げ電気代を節約できるというメリットがあります。

実のなる植物だと収穫等の育てる楽しみもありますし、花や緑が癒しを与えてくれます。

小学生のお子さんのいる家庭では、夏休みの自由研究としての題材にもなりますのでいいこと尽くめにも思えます。

 

しかし、日々の世話にかかる手間や枯葉や落ちた葉の掃除、雨の日など天候の悪い日は、部屋が暗くなり外が見えにくい、虫等が寄ってくるというデメリットもあるのも事実です。

また、マンションなどのベランダで行う場合、散水や葉など落下等あれば苦情などトラブルの原因になることもありますので、確認が必要です。

 

 

グリーンカーテンが温度を下げるエコ効果

 

つる植物なら基本的に何でもできます。つるがどんどん伸びて夏場の強烈な日射しをしのいでくれます。

実際、葉が充分に茂ったグリーンカーテンでは日射エネルギーを80%を吸収し、室内で約3℃、窓で約4℃、壁では約11℃も温度を下げてくれます。

 

出典:環境省cool choiceグリーンカーテンプロジェクト

出典:京都市上下水道局 朝顔のグリーンカーテン育成実験について

 

 

 

 

グリーンカーテンの作り方

 

プランター、ネット、支柱、土と軽石それとカーテンとなる 苗 が必要です。

 

  • プランターに厚さは3センチ程度に排水性を高めて根腐れを防ぐための底に軽石を敷きます。
  • 土を軽石の上からいれます。土は市販の花、園芸、野菜用など。この時に一緒に肥料を混ぜておくと育ちが良いです。
  • プランターの縁の高さまで土を入れて苗を植えます。ポット苗の場合少し根をほぐしてあまり詰めすぎないよう植えます。土をかぶせ軽く土を手で軽く押さえ水をかけて乾燥しないようにします。
  • ネットを弛みなくピンと張ります。吊り下げる場合は、プランター側にネットを固定し天井からネットをつり下げます。天上側が落ちないようにしっかり固定します。

 

 

支柱を立てる場合は合掌式にするか、建屋の壁等に固定すると安定します。

軒下から地面のプランターまで 数m程度伸びる「突っ張り棒」を2本使いネットを張るという手もあります。

ベランダで育てる場合は天井や壁から吊り下げるようになりますのでこの場合は、フック等固定するものが必要になります。蔓を絡ませるネットは弛みなく安定していると新たな蔓が出てたくさん伸びていきます。

支柱を立てたり、風に晒された時のことを考えると少し重いですが土が多めに入り、大きめで深さのあるものが良いかと思います。

土、肥料とネットがセットになっている便利なものもあります。

 

 

台風対策、後始末など

 

強風で植物が煽られるのでネットを下ろした方が、無難です。特にマンション等で育てる場合は風で飛ばされご近所様の迷惑にもなりかねません。

ネットをたたみ雨風で傷まないようビニールシート等を被せ飛ばないようにします。ネットがおろせないようであればしっかりと支柱やネットを固定します。

実のなる植物(ゴーヤ、ヘチマ等)の場合は事前に収穫しましょう。

強風でプランターがひっくり返らないようにブロックやレンガなど重しを置いたりして固定します。

 

シーズンが終わり、後片付けのことを考えると蔓を這わすネットはナイロン製のものより、麻製のネットの方が、そのまま燃えるごみとして捨てる事が出来るので便利です。

 

 

 

 

 

まとめ

 

グリーンカーテンはメリットデメリット両方ある。マンションでは管理規則などの確認が必要。

 

プランターは大きめで深さのあるものが良い。

 

台風対策のためネットを下ろした方が無難。出来ないならしっかり固定し収穫できるものはしておく。

 

後片付けのことを考えると一緒に可燃ごみとして処分できる麻製の物の方が、よい。

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次回に続く

 

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