クワ科イチジク属の植物、ガジュマルはとても育てやすい観葉植物で、生命力があり新芽が出やすく初心者でも簡単に育てらる観葉植物。
簡単な剪定が必要ですがインテリアプランツとして非常に人気があります。
特にコップ程度のスモールサイズのガジュマルは卓上のインテリアにぴったりです!
水のやりすぎによる根腐れに注意を払えば、だれでも十分に楽しめます。
ミニガジュマルはインテリアとて万能
ミニガジュマルは省スペースでも飾れるので、ご自宅のインテリアや会社のデスクに置いたりと重宝されています。
耐陰性があり暑さや寒さに強く、基本置き場所は選びません。
小さいサイズだと、リビングの窓辺にはもちろん脱衣場やトイレ、玄関や棚などお好きな場所でお楽しみいただけます。
洋風・和風どちらでもよい雰囲気のガジュマル
あらゆる場所にマッチする観葉植物なので洋風でも和風でもOKです。
ミニ盆栽のような雰囲気にしたいのであれば、陶器の器や苔なども用いてみるのもいいものです。
ガジュマルは小さくてもユニークな姿をしていますので、仕事で疲れて帰ってきた時、自然と目に入ってきます。
何とも憎めない姿が、疲れを忘れさせてくれます。
ガジュマルの管理
蛍光灯のみのお部屋でも育ちますが、風通しの良いカーテン越しの明るい日陰などで育てるのがおすすめです。直射日光に当てると葉焼けしてしまうことがあります。
春先から秋中旬は土の表面が乾いてきたら水を与えますが、受け皿に溜まった水は根腐れを防ぐためにも捨ててください。
湯飲み程の器でしたら葉水をあたえるついでに、霧吹きで3~4回土を湿らすくらいでもいいかもしれません。
また、夏場は室内でエアコンの冷房が直接当たる場所はさけましょう。
晩秋から冬場は休眠状態になりますので、水はあまり必要ありません。
土が乾いたら霧吹きなどで少な目に水をあたえます。寒さには強いですが、5℃以上の室内で管理しましょう。
葉がたくさん生えて込み入ってきたら、枝の根元からカットしてやると風通しが良くなり成長を促します。
ミニガジュマルの選び方
ミニガジュマルは、ネット通販やホームセンターなどで販売されています。
ネット販売では確認するのが難しいですが、葉が萎えている黄色くなっている、幹にシワが出ているものは、すこし弱っていて根が弱い可能性があります。
また葉や幹に害虫(葉ダニやカイガラムシ)がついていないか、確かめるといいでしょう。
元気で生命力の強いガジュマルは、艶のある鮮やかな葉の色と、根が土に張り幹がしっかりしていますので、手に取って確認してみてください。
ミニガジュマルが大きくなったらどうする
ミニガジュマルが大きくなったら、鉢の植え替えが必要となります。
根が大きくなりますので、そのままにしておくと養分不足などで根腐れを起こすこともあります。
植え替えのタイミングは、鉢の底から根が飛び出したり、幹にしわのような模様が出てきてから。
植え替えは、ガジュマルの成長時期(5~7月頃)に合わせて行いましょう。
成長時期に植え替えを行うことで、寒くなる前に根がしっかり成長し万全なな状態で、苦手な冬を迎えることができます。
ミニガジュマルの植えつけ手順
- ガジュマルを購入してきたポットから抜きます。
- 根に絡みついた土を丁寧に取り除きます。傷んだ根はカットしてください。
- 少し大きめのポット(容器)を用意します。
- 観葉植物用の土を使用する場合は、鉢の底にネットか鉢底石をいれます。ハイドロボールを使用する場合は、水はけがよいのでネット・鉢底石は特に必要ないです。
- ガジュマルの幹が、以前より2~3cm程度土に埋まるよう調整しながら土・ハイドロボールを足していきます。
- 土を鉢の縁まで入れてもいいですし、2~3㎝少な目でもいいです。お箸など棒状のもので、根を傷つけないように土を詰めていきます。土の場合ジョウロなどで水を掛けながらすると土が詰まっていきやすいです。
苔で和盆栽風に
表面に苔をのせるのであれば、ケト土(苔玉培養土)を表面に敷きます。ケト土は、水を加え粘土状になるように練ります。
ピンセットなどで、ケト土の上に苔を張り付けていきます。鉢の縁は、ピンセットで押し込みます。定着すると見栄え良くなりますよ。
全面が苔だけでもいいですが、小石や木片、オブジェや人形などでデコレーションするのも楽しいですよ。
ガジュマル、まとめ
ガジュマルは熱帯~亜熱帯地方に分布している高さが20mにもなる大木です、精霊の宿る神秘的な樹木として有名ですが、特徴は何といってもその独特な形です。
そのユニークな樹形から、同じものが一つとしてないと言われています。
開業祝いとしてお取引先へのプレゼントや友人への誕生祝、新築祝いなどカジュアルなギフトとしても人気があります。
何を贈ろうかと迷っているのであれば、「根がしっかり張る」というメッセージを込めて贈ってみてはいかがでしょう。
兼業農家の跡取り息子。植物が好き、花が好き、ガンダムも好き。
農業繁忙期には更新がちょくちょく遅れるよ。