レンゲ (げんげ)-緑肥になり畑や田を豊かにしてくれる

投稿日:2019年4月16日 更新日:

昔はどこの田んぼにも咲いていたレンゲ。今ではてっきり見られなくなりました。肥料や漢方薬として昔から愛されていました。

レンゲについて

東アジア、中国原産の植物で江戸時代の初めごろに日本に持ち込まれ広まっていきました。 標準和名が、「げんげ」というらしいのですが、普通はレンゲかレンゲソウと呼んでいると思います。

高さが10~20センチ程度のマメ科の植物で紅紫色や白色の蝶形の花が開きます。

晴れた日に風に揺れている姿をずっと見ていると、蜂や蝶といった昆虫たちのオアシスになっているのがよくわかります。私はずっと見ていても飽きません。

小さい頃、れんげの花びらの根本にある蜜を舐めたら甘かった記憶がありまして、久々に舐めてみましたが、甘いような気がする?? すみません、よく分かりませんでした。

長年、添加物、着色料を食してきたので私の舌は、おかしくなっているんでしょう。たぶん。

 

春の訪れを告げる花

昔は何処の田んぼにも春になると咲いていました。

花冠や首飾りなどを作って遊んだ記憶はないでしょうか。

最近では化学肥料などで姿を消しつつありますが、養蜂や地域おこしなどで復活しているところもあるようです。

もともとレンゲを咲かせると土を肥やす効果があります。

 

緑肥とは

秋に種を蒔き、田んぼにレンゲソウを咲かし土の肥料分「緑肥(りょくひ)」にします。

緑肥とは田畑に植えられたまま耕され土と混じり、分解されて土の中の肥料となる草のことです。

レンゲは根のところどころにある「根粒」という瘤状のところに「根粒菌」という細菌が媒体しています。

この根粒菌は、大気中の窒素をアンモニアに変換し宿主へと供給する土壌微生物で、逆に宿主からは根粒菌には光合成産物が供給されるという共生関係が成り立っています。

 

食用や薬として

若芽をおひたしにしたり、花を天ぷらにしたりと食用にもなります。

中国では乾燥した根を煮出しお茶にして飲まれたり、根の粉末を錠剤やカプセルで、そして漢方薬として飲まれています。

免疫機能の維持向上、インスリンの分泌、解熱など疲労時に効果があるようです。

 

花言葉は、「心が和らぐ」「あなたと一緒なら苦痛がやわらぐ」です。古くから薬に用いられたからでしょうか。

小さいとき田んぼに咲いていたレンゲを思い浮かべると確かに心が和らぎました。

 

 

 

 

 

-花と自然

関連記事

菜の花は、青菜・菜の花・ 菜種と名前が変わる

もくじ成長により名前が変わる人の身近な存在になるさいごに 成長により名前が変わる 菜の花は、油菜(アブラナ)と言われ元々野菜、そして油を採取するために栽培されてきた作物で、成長段階により 青菜(アオナ …

麦の思い出、家の手伝いで。。。

天気のいい日に少し田舎の方へ行くと、麦の穂が風に揺れ、美しい田園の風景が心を癒やしてくれます。 麦は、イネ科の植物です。 もくじ麦の歴史麦の分類麦踏み麦の思い出さいごに 麦の歴史 小麦は元々ヨーロッパ …

芝桜-意外と手間がかからない管理が楽ちんな植物

春になると色鮮やかに咲く芝桜。地面いっぱいにカラフルな色で咲いていますね。 農業公園などに行くと広大な敷地に「これでもか」というぐらい植えられています。 さぞ、管理や植え付けが大変だろうなと思いきや調 …

少しバラの事とローズヒップのことを紹介させてくれ!

薔薇は鑑賞用として圧倒的に人気のある植物ですが、観賞用だけでなく花弁から精油を抽出した「ローズオイル」は、香水の原料になったりアロマセラピーに使われたりしています。 また、 花弁を蒸留して作る「ローズ …

【金魚草】スナップドラゴンと呼ぶ金魚草。しかし、姿は龍とは程遠いと思う

キンギョソウは海外でスナップドラゴン(くいつき竜)と呼ばれています。 ←我ながら何を言っているんだ? 花の形状がドラゴンの口を連想させるだからそうです。(よくわかんないな~) 学名では「アンテリナム」 …

プロフ

 

爆散社畜

四国に住む兼業農家の跡取り息子です。

幼少期から嫌々家業(農業)の手伝いをさせらて、知らぬ間に野菜や穀物、花卉などの育て方を叩き込まれました。

40代になり改めて植物の美しさやすばらしさ、力強さを認識しています。